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Q 授業における情報保障(講義保障)は誰が担うのですか?

■同じ授業に出席している友人でもかまいませんか?
大学にとって最も手軽な方法は、同じ授業に出席している学生に情報保障を担ってもらうという方法でしょう。しかし、先生の話をもらさず伝えるという作業を担当していると、本来その学生が聞きたいと思っている部分に集中することができません。
そのため、聴覚障害学生に対して情報を提供できたとしても、今度は保障を担当する学生の、講義に参加する権利を奪ってしまう結果になります。ですから、聴覚障害学生に対する情報保障は、授業の参加者ではない第三者が担うのが一般的です。

■情報保障者は誰が確保すればいいですか?
聴覚障害学生が自分で情報保障者(情報保障の担い手)を見つけるのではなく、大学として人材を確保し、講義に配置していく必要があるでしょう。なぜなら毎日行われる講義において、誰にどの保障の手段を依頼するか考え、調整することは、聴覚障害学生にとって非常に大きな負担となります。講義に出るたびにその負担を負わせるのは平等ではないと考えるからです。

■ボランティアの学生やサークルに依頼してもかまいませんか?
大学によってはボランティアの学生を募る、あるいはボランティアサークルが中心となって情報保障の活動をするなど、学生同士の支え合いを重視しているところもあるかもしれません。また、こうした支え合いこそが重要であるという考え方もあるでしょう。
確かに聴覚障害学生をとりまく学生達が、聞こえないという障害について理解し、必要なサポートを行っていくことは非常に重要です。しかし、手話通訳やノートテイク、パソコン要約筆記といった講義保障には、高度な技術と専門知識が必要で、そのような技術を持たない学生では十分な保障ができない場合も多くあるのが事実です。
また、このような学生同士の支え合いによる支援は、保障を受ける聴覚障害学生、保障を担当する学生の両者にとって、負担がかかりやすいという問題があります。そこで、専門性のある第三者を情報保障者として正式に授業に配置していくことが重要です。同時に、単に無償のボランティアではなく、技術に見合った報酬を支払うのも重要な大学としての責務のひとつです。

■専門性のある情報保障者の配置が難しい場合はどうしたらいいですか?
前述のような背景があるとはいえ、高等教育機関での情報保障には、非常に高度な専門性がともなうため、全国を見渡してもこれを担うことのできる人材が圧倒的に不足しているのも事実です。そのため、外部に人的資源を求めても、十分に必要な情報保障者を確保しきれないという問題も立ちはだかっています。
また、予算の面からも専門的な情報保障者をすべての講義に配置することが可能な大学はまだまだ少ないかもしれません。
そのため、最近ではこうした問題の解決策として、大学が主体となって情報保障の養成講座を開講し、ある程度の知識と技術を身につけた学生を授業に配置し、終了後一定の報酬を支給する形で情報保障を行う例も増えてきています。
ただし、この方法が聴覚障害学生が遺憾なくその力を発揮するための最善の方法かというと、そうとは言えないことに注意が必要です。

TipSheet「高等教育における聴覚障害学生支援」白澤麻弓より
(2007/11/30)


参考になる資料
講義保障の担い手については、以下のTipSheetに概要がまとめられています。
チップシート高等教育1チップシート高等教育2
TipSheet「高等教育における聴覚障害学生支援 ①」
 白澤麻弓(筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター)

 聴覚障害学生支援の必要性
 聴覚障害学生の感じる困難
 講義保障の手段
 講義保障の担い手
                          →ダウンロード(pdf)



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