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Q ノートテイクとはどのようなものですか?


ノートテイクには、記録をとるという意味でのノートテイクとリアルタイムの情報保障としてのノートテイクがありますが、通常は後者を指します。

■どのように行われますか?
ノートテイクの担当者(ノートテイカー)が聴覚障害学生の隣に座り、2〜3名でルーズリーフ等に要約文を手書きで記入していきます。聴覚障害学生はノートテイカーが書いたノートを横から見ることで情報を得ます。聴覚障害学生が複数の場合は、OHCを利用してノートテイクしたものをプロジェクターやモニタに投影することも可能です。

■具体的にはどのように行いますか?
手書きの速度は1分間で70文字程度なので、提供可能な文字数内に納まるように、効率よく内容を伝えることが重要となります。複数人で担当する場合には、筆記を担当しない人がサポート役になり、資料の提示などのサポートを行い、役割を15〜20分程度で交代しながら連携作業を行います。記入する内容は、教員や学生の発言内容だけではなく、その場の音環境も可能な限り伝えます。
現在、高等教育機関において最も多く用いられているサポート手法で、学内で募った学生ボランティアに対して、養成講座を開講するなどして技術を伝え育成する場合が多いようです。

TipSheet「文字による支援方法」三好茂樹より
(2007/11/30)


参考になる資料
ノートテイクについては、以下のTipSheetに概要がまとめられています。

チップシート文字による支援1チップシート文字による支援2

TipSheet「文字による支援方法 ⑦」
三好茂樹(筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター准教授)

 文字による支援とは?
 ノートテイク
 OHPを用いた手書き要約筆記
 パソコンノートテイク
 速記による支援
 音声認識による支援
 遠隔地での支援
 おわりに
→ダウンロード(pdf)

チップシート手書きのノートテイク1チップシート手書きのノートテイク2

TipSheet「手書きのノートテイク その特徴と活用 ⑧」
太田晴康(静岡福祉大学社会福祉学部教授)

 ノートテイクの目的
 手書きによるノートテイクの特徴
 ノートテイクの評価
→ダウンロード(pdf)


この他参考になる書籍には以下のようなものがあります。

画像:ハンドブック表紙■大学ノートテイク支援ハンドブック−ノートテイカーの養成方法から制度の運営まで−
 著者:吉川あゆみ・太田晴康・田中啓行・岡田孝和・瀬戸今日子・白澤麻弓・中島亜紀子
 編集:日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan) 情報保障評価事業グループ
 出版社:人間社(2007年)
http://www.bk1.jp/product/02934340

【目次】
第1章 ノートテイカー養成の必要性とその準備
 第1節 高等教育機関における聴覚障害学生支援の現状
 第2節 養成講座の開講と年間計画
 第3節 養成講座の開催方法
第2章 ノートテイカー養成講座のカリキュラム
 第1講 聴覚障害学生への理解と情報保障について
 第2講 ノートテイクの基本的な書き方
 第3講 練習 ステップ1・2
 第4講 授業に応じた書き方の工夫
 第5講 ルールとマナー
 第6講 模擬授業による応用練習
第3章 ノートテイカー養成後の対応
 第1節 支援制度の運営
 第2節 スキルアップのために

【付録】「大学ノートテイク支援DVD」(初版2000部限定)
1.聴覚障害学生への理解と情報保障
  1)情報保障の必要性
  2)聴覚障害学生の声
  3)ノートテイクの利用体験
2.ノートテイクの基本
  1)ノートテイクの様子
  2)ノートテイクの基本的な書き方
3.情報保障の実際
  1)講義形式の授業(哲学)
  2)黒板を使った授業(微積分)
  3)語学の授業(中国語)
  4)ゼミの授業
  5)ノートテイカーの声
4.聴覚障害学生支援の全国的状況
  1)同志社大学学生支援センター
  2)東京大学バリアフリー支援室
5.先端技術を使った情報保障支援
  1)遠隔情報保障支援
  2)音声認識を使った文字情報保障支援


ノートテイク入門 ■聴覚障害学生をサポートする大学ノートテイク入門
 吉川あゆみ・太田晴康・広田典子・白澤麻弓著
 関東学生情報保障者派遣委員会編集協力
 人間社(2001年)
→amazon.co.jp「大学ノートテイク入門」のページへ

1.聴覚障害の概要と聴覚障害学生を取り巻く環境
2.ノートテイクを実践するための具体的な技術と実例
 ①筆記通訳
 ②大学の情報保障の特徴・現状
 ③ノートテイクの方法
 ④ノートテイク実例集
3.パソコンノートテイク
 ①パソコンノートテイクの特徴
 ②パソコンノートテイクの方法
4.現場での留意点
 ①ノートテイカーとしてのマナー
 ②ノートテイカーの留意点
 ③聴覚障害学生の留意点
5.聴覚障害学生の声
6.サポートシステム・講座のカリキュラム等について
 ①大学のサポートシステムの現状
 ②講義保障の仕組み
 ③評価シート
 ④養成講座カリキュラム例
 ⑤Q&A



第13回シンポジウムを開催します!

第13回シンポジウムを10月28〜29日に札幌学院大学(北海道江別市)にて開催します。詳細は以下バナーをクリックしてご覧下さい。

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