「箱」や「クラス」の名前のつけかたには,次のようなきまりがあります。
英語の「大文字」と「小文字」はちがう字として,コンピュータは考えます。
例えば,
はすべてちがった名前だと,考えます。
名前の長さにきまりはありません。
ですから,1文字だけの
でもいいですし,
とっても長い名前
でもOKです。
でも,ふつうはつけませんけどね。
使える文字を書き出すと,次のようになります。
普段よく使うよう,次のような記号は使えません。
数字は1文字目には使えません。
ですから,
は,ダメです。
そのかわり,2文字目以降だったらOKです。
次の50個の言葉は使えません。
Javaが「俺が使うんだ」と予約しているからです。
abstract | default | goto | null | synchronized |
boolean | do | if | package | this |
break | double | implements | private | throw |
byte | else | import | protected | throws |
case | extends | instanceof | public | transient |
catch | false | int | return | true |
char | final | interface | short | try |
class | finally | long | static | void |
const | float | native | super | volatile |
continue | for | new | switch | while |
これはきまりではないのですが,
Javaを使っているプログラマーの間では,次のように書く習慣があります。
つまり
などというように書くことが多いです。
さらに,変数名は上の例のように,
「変数(箱)の種類」を短く縮めたものをよく使います。
そうすると,
その変数が何の種類の変数なのかが,
一目見ただけで,わかりますね。